岡崎の住居(私の家)



















築30年のSRC造マンションの1室を「4LDK」から「1LDK+土間+サンルーム+離れ」に間取りを変更し、街に開かれた住まいを目指した。
「サンルーム」によるカーテン無しのオープンな暮らし
サンルームとバルコニーで約3.5mの引きを確保することで街からの視線をカットし、カーテン無しの生活を実現した。部屋内からの視界が街に開かれ、面積以上の広がりを感じることができる。また、既存アルミサッシ(シングルガラス)と新規木製建具(シングルガラス)で空気層を作ることで、部屋内の室温を安定させた。
「1LDK」で隣人会を開催し、マンション住民へ公民館のように開く
工期(=共用部の養生期間)6ヶ月に及んだことを同マンション住民に総会でお詫びすると、「どんな部屋か見たい!」と言って頂き、マンション住人向けに内覧会を開催すると10世帯22人に来て頂いた。その際、「ここで食事したいわね〜」と話が盛り上がり、パリの事例にならって【隣人会】を主催することにした。これまで7〜8名の規模で二度開催し好評を得ている。分譲マンションの1室が公民館のように使われることに、住人であり設計者でもある私が全力で楽しんでいる。
岡崎の住居(私の家)
- 設計
studio36
- 施工
studio36
- photo
Asuto Noda