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岡崎のカフェ(マルタ園)

観光農園内のカフェの計画。

カフェ周辺の豊かな環境をそのまま店内に取り込みたいと考え、既存アルミサッシと新規フローリングの色調を落とし、テーブルは黒の全艶仕上げとした。

また、梁の高さにぶどう棚をつくる要領でワイヤーを設置し、繁忙期を終えた秋頃に剪定したぶどうの枝をワイヤーに載せて天井仕上げとした。

手入れの行き渡ったぶどう棚と、ギラつく太陽光パネルと、その先に見える静かな里山。言葉で語るよりも、目の前に広がる風景に一人ひとりが向き合うことが何より大切だと思った。今回の引き算の内装が、そのきっかけになればと思う。

岡崎のカフェ(マルタ園)

設計

studio36

施工

大正屋、マルタ園

photo

studio36