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【インターンレポート①|2022後期_田代さん】

こんにちは、建築学部3年生の田代笑瑚です。
『街を観察すること』について岡崎市で撮った写真と共に私が思ったことをお話しさせていただきます。

通勤路で見つけた花

これはインターンシップ初日、康生医院の花壇に咲いている花を何気なく撮った1枚です。

そして2ヶ月後、同じところを通るとこんなに大きく成長していました。

『あれ、まえ通った時より大きくなってない?』と思って、嬉しくなってこの写真を撮りました。

街を観察することで、普段何気なく歩いているだけでは出会えない発見や喜びに出会えると感じました。

ある日のまち歩き途中に見つけたサイン

友達が中央緑道にあるサインを『この魚の骨のマーク、なんだろうね?』と言っていて、面白くて撮った一枚です。

人によって色々なものに見えて面白いと感じました。

ちなみに私はホッピングマシーンに見えます。

本当は、桜城橋から中央緑道、籠田公園までを表していて、自分の今いる位置が分かるものです。

まちのパン屋さん

NEKKO OKAZAKI内にあるNONOJIさんです。

色々な世代のお客さんがいて、地域から愛されているパン屋さんだと感じました。

お財布にやさしいお値段で、とても美味しくてすぐにファンになりました。

特に、ブリュレフレンチトーストがトロトロで美味しくて忘れられません。

毎月新しい種類のパンが出るので、それを1か月の楽しみに暮らせそうだと感じました。

15時のおやつタイム

これは、岡崎の街並みと公園とたくさんの子どもが遊んでいる様子がとても幸せな光景だと感じ、撮影した1枚です。

子どもたちがサッカーをしていました。近くにはお茶会をしているお母さん達がいました。

公園のそばにCoffee.TO.______さんや、NEWSTAND WOWさんがあるので、美味しい珈琲やバナナジュースを飲みながら子供たちを見守れます。

ベルンさんのお菓子を買ってきておやつタイムにするのもいいですね。

10/3(月)のPM7:00

中央緑道で、高校生が放課後に勉強をしていました。

私は、外で勉強をするという経験をしたことがなかったので、勉強する場所が外という選択肢があることにうらやましさを感じます。自然の音を聴きながら静かに本を読んでいる人や、友達同士で教え合いをしている人がいました。

私も今度、NONOJIさんのパンを食べながらここで課題をするために、学校帰りに寄ろうかなと考えています。

11/19(土)のPM1:00(丘の途中のマーケットにて)

段差を椅子にしたり、机にしたり、様々な使われ方をしていると感じました。

お母さんが子供と同じ目線になれたり、向き合って会話ができたりするところが、ベンチにはない良さだと感じました。 座って食べ物を食べている人がいると、何を食べているのか気になり、自分も食べてみたくなります。

11/20(日)のPM1:00(丘の途中のマーケットにて)

籠田公園の丘の上から。

遊ぶ人。休む人。会話をする人。買い物をする人。

どんな活動も受け入れる公園の良さが現れていて、とても好きな写真です。

人々の活動を観察しながら、ほんだびれっじさんのホットいちごドリンクを飲みました。

最後に

私は今まで、『街を観察する』と言われても、何をして良いのか分からず、漠然とその土地の空気感や景色、特色を読み取ろうとしていました。
インターンシップに参加させていただき、街を色々な角度から観察させていただけたおかげで自分の中に様々な視点が生まれました。
どんな植物が生えているのか、どこに人が集まりやすいのか、どこに人が座るのか、お店で人がどんな会話をしているのか、自分の普段の生活でも考えるようになりました。

街に賑わいを与えるという点でまちづくりに興味があり、インターンシップに参加させていただきましたが、まちづくりとはもっと人々の暮らしに密接に結びついていることを強く感じました。

そこに暮らす人が暮らしやすいと思えるような街がたくさん増えていけばいいなと思います。
自分がそんな街を増やしていけるように、これから活動していきたいです。
田代